肩こりの原因(五十肩)
こんにちは。
整体院 凪‐nagi- の垣内です。
北海道も徐々にあったかくなってきました。つい最近まで雪が降っていたのに数日前には外でBBQをしてる人がいたり不思議な気候ですね('_')
ではさっそく、今日は「肩こりと五十肩」について書いていこうと思います。
肩こりと五十肩は全く別物ですが、それぞれが関与しあうこともあります。
ん??
例えば五十肩が長引いて肩こりが強くなってしまったり、肩こりが酷くなって五十肩に影響したり、ということが起こります。
そもそも五十肩って何??ってところなんですが
「五十肩」は、50歳代を中心とした中年以降に、「肩関節周囲組織の退行性変化を基盤として明らかな原因なしに発症し、肩関節の痛みと運動障害を認める疾患群」と定義されている(広義の五十肩)。肩関節周囲炎とも呼ばれます。
よくわかりませんね。
簡単にいうと、
年齢を重ねるに伴って、肩の周りの色々な組織に炎症が起こり痛みが出たり、肩が動かしくくなったりします。(発症のプロセスはまだ完全に解明されておりません)
どんな経過をたどるのか?
・急性期(発症から約2週間程度の痛みの強い時期)痛みが強くって肩の動く範囲も狭くなってきます。
・慢性期(3か月~1年)には徐々に痛みが改善しますが、まだ肩の動きの制限は残存します。
・回復期 痛みみが少なくなり徐々に肩の動きが自然回復します。
回復には個人差がありますが1年前後の方が多いです。
治療は??
五十肩は一度なってしまうと治療が長期化することが多いです。
まずは急性期には痛みをコントロールします。
痛み止めや注射、湿布、アイシング、寝る姿勢の調整などを行います。
仰向けの場合、肩よりも肘を高くすることで肩の負担を減らすことができます
横向きの場合、痛い方の方を上にしてクッションを抱いて寝ます
痛みが落ち着いてきたら徐々に運動をすすめていくことになります。
振り子運動
はじめに行いたい運動としてこのような運動があります。肩まわりの筋肉の緊張を抜いたり、腕の重さで関節のすきまをひろげる効果もあります。
初期の痛みが軽減してくるにしたがって、徐々に肩の動きを改善する運動やストレッチ、筋力トレーニングを行っていきます。
よくある疑問ですが・・・
じゃあ五十肩は放っとけばいつか治る?
⇒必ず治るとは限りません。自己判断での放置したり間違った運動で、症状が悪化したり回復が長引いてしまうケースがあります。早期に適切な治療を受けることが大切です。
肩が痛くても、沢山動かした方が早く治る?
⇒必ずそうとは言えません。安静にしていてもズキズキうずくような痛みがある安静時痛や、就寝時に痛みで起きてしまうような夜間痛などが生じる炎症期では、沢山動かすと痛みが強くなってしまいます。
炎症期でなくても不適切な運動により悪化する可能性もあるので、動かした方がよい時期か専門家の意見を聞くことが重要となります。
五十肩について長くなってしまいました・・・
つまりなにが言いたいかというと、
五十肩によって
肩の組織に炎症⇒ 痛み⇒ 肩が動きにくくなる
つまり肩の周りの筋肉が硬くなるということは肩こりの原因になるということです❢
もっと話したいことは沢山ありますが、また今度にします
最後までお読みいただき
ありがとうございました!