肩こりの原因チェック(首) 危険な病気が隠れているかも・・・!?

おはようございます(^_^)/

 

 

整体院 凪-nagi- の垣内です。

 

 

前回は 肩こりの分類・原因 について触れました。

 

 

今回はその原因をどのように見分るのかを簡単にみていきましょう。

 

 

 

そもそも肩こりって??

 

「後頭下部から後頸部、肩甲背部、肩関節部にかけての筋肉の緊張を中心とする不快感、違和感、鈍痛などの症状、愁訴」 といわれています。

 

???  難しい・・・。

 

簡単にまとめると

「首や肩まわりの筋肉のこり、重だるさ、痛みなどの症状」が起こってしまうことを指します。

 

 

 

そして原因によって3タイプに分かれます。

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症候性肩こりでは原因となる疾患(病気)が隠されています。

 

 

まずその疾患が無いかをチェックし問題なければ、本能性肩こりもしくは心因性肩こりということになります。

 

 

症候性肩こりの原因となる疾患で1番多くみられるのが、

首(頸椎)や肩に由来する整形疾患です。

 

 

 

本日は首(頸椎)に由来する肩こりを詳しくお伝えしていきます。

 

 

ただの肩こりと思っていても、首の問題 を抱えている人はかなり多くいらっしゃいます。

 

 

私自身も首に問題があります。

 

 

スノーボードでジャンプをして頭から落ちたことがあります。

 

 

その時以降首の調子がわるくなり肩こりに悩まされるように・・・。

 

カニズムはこんな感じです

 

 

 

首に強い外傷が加わる

  ⇓

首の骨を支える靭帯が伸ばされる

  ⇓

首の関節が不安定になってしまう

  ⇓

それを支えるために首のまわりの筋肉くん達が頑張ってくれる

  ⇓

結果 肩こり完成 です。笑

 

 

幼少期にどこかから落ちて頭をぶつけた、部活やスポーツで強い衝撃をうけたことがあるなんて方も多いのではないのでしょうか?

 

 

もしかしたらそれが肩こりの原因になっている可能性もあるかもしれません(・_・;)

 

 

 

 

 

本題に入ります。

 

 

首は頸椎という、7つの骨から構成されています。

それぞれの骨の間から神経がでています。

 

「頸椎 神経根症」の画像検索結果

 

この神経が首の何らかのトラブルよって圧迫を受けることでさまざまな症状をきたします。

 

 

起きる症状は障害される場所によって異なります。

 

肩こりの他に以下のような症状がでてる場合には、首の疾患の可能性があるため専門家に診てもらうことをおすすめします。

 

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最初は感覚が鈍くなったり痺れが生じたり。

筋力に問題が出てる場合には症状が進んでいる可能性が高まります。

 

神経が障害される疾患には頸椎症や頸椎椎間板ヘルニア、椎間関節症などといったさまざまなものがあります。

 

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この図のように肩甲骨まわり、腕の方まで走る痛みがある場合にも神経が障害されている可能性が高まります。

 

 

もし仮に歩きにくくなったり、足の痺れ・麻痺などが出てきた際には首の神経の中心(脊髄)に影響が及んでいる可能性があるので注意が必要です。

 

 その他にも炎症性疾患(化膿性脊椎炎、結核性脊椎炎)、骨腫瘍や骨髄腫瘍などがあります。これらは発熱を伴ったり神経症状も付随して現れます。

 

 

 

 

単に肩こりといってもこんな 病気が隠されているんですね。

 

 

 

しっかり原因さえわかれば 改善策も明確になりますので怖くありません。

 

 

 

 

 

もし仮に私のような、靭帯・関節のゆるみ、それは病院のレントゲンなどには写りませんので判断が難しいです。

 

そのため身体の専門家による関節の動きをみるような検査をする必要があります。

 

 

 首の関節がゆるく不安定になってしまっている方に、多くみられる特徴としては、

 

 「動いている時は気にならないけど、ジッと座ってる時が辛くなってくる」

 「朝起きた時に特につらい」

 「ひどくなると頭痛がしたり気持ち悪くなってくることもある」

 

これに当てはまる方や、過去に強く外傷をうけた方、姿勢が悪い方(猫背など)などは首の関節がゆるく不安定になっている可能性があります。

 

 

 

対処方法には姿勢の改善、首の深部にある筋肉を使えるようにしてあげるトレーニング、関節の歪みや動きの改善などがあります。

 

 

詳しくはまた来週に続きます。

 

 

 

 

今日も最後までみて頂き ありがとうございました。

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