肩こりの原因(五十肩)

こんにちは。

 

 

整体院 凪‐nagi- の垣内です。

 

 

 

 北海道も徐々にあったかくなってきました。つい最近まで雪が降っていたのに数日前には外でBBQをしてる人がいたり不思議な気候ですね('_')

 

 

ではさっそく、今日は「肩こりと五十肩」について書いていこうと思います。

 

 

肩こりと五十肩は全く別物ですが、それぞれが関与しあうこともあります。

 

ん??

 

例えば五十肩が長引いて肩こりが強くなってしまったり、肩こりが酷くなって五十肩に影響したり、ということが起こります。

 

 

 

そもそも五十肩って何??てところなんですが

 

 

「五十肩」は、50歳代を中心とした中年以降に、「肩関節周囲組織の退行性変化を基盤として明らかな原因なしに発症し、肩関節の痛みと運動障害を認める疾患群」と定義されている(広義の五十肩)。肩関節周囲炎とも呼ばれます。

 

よくわかりませんね。

 

 

簡単にいうと、

年齢を重ねるに伴って、肩の周りの色々な組織に炎症が起こり痛みが出たり、肩が動かしくくなったりします。(発症のプロセスはまだ完全に解明されておりません)

 

 

 

どんな経過をたどるのか?

 

老化の進行 五十肩発症 発症の中心は40代、50代 急性期(5~6日) 激痛 腫れ 熱感 慢性期(半年~1年) 患部周辺の組織が癒着し肩や腕が動きにくくなって無理ができない。

 

急性期(発症から約2週間程度の痛みの強い時期痛みが強くって肩の動く範囲も狭くなってきます。

 


慢性期3か月~1年には徐々に痛みが改善しますが、まだ肩の動きの制限は残存します。

 


回復期 痛みみが少なくなり徐々に肩の動きが自然回復します。

回復には個人差がありますが1年前後の方が多いです。

 

 

 

治療は??

五十肩は一度なってしまうと治療が長期化することが多いです。


まずは急性期には痛みをコントロールします。

 

痛み止めや注射、湿布、アイシング、寝る姿勢の調整などを行います。

 

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仰向けの場合、肩よりも肘を高くすることで肩の負担を減らすことができます

 

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横向きの場合、痛い方の方を上にしてクッションを抱いて寝ます

 

 

 

痛みが落ち着いてきたら徐々に運動をすすめていくことになります。

振り子運動

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はじめに行いたい運動としてこのような運動があります。肩まわりの筋肉の緊張を抜いたり、腕の重さで関節のすきまをひろげる効果もあります。

初期の痛みが軽減してくるにしたがって、徐々に肩の動きを改善する運動やストレッチ、筋力トレーニングを行っていきます。

 

 

 

よくある疑問ですが・・・

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じゃあ五十肩は放っとけばいつか治る?

⇒必ず治るとは限りません。自己判断での放置したり間違った運動で、症状が悪化したり回復が長引いてしまうケースがあります。早期に適切な治療を受けることが大切です。

 

 

肩が痛くても、沢山動かした方が早く治る?

⇒必ずそうとは言えません。安静にしていてもズキズキうずくような痛みがある安静時痛や、就寝時に痛みで起きてしまうような夜間痛などが生じる炎症期では、沢山動かすと痛みが強くなってしまいます
炎症期でなくても不適切な運動により悪化する可能性もあるので、動かした方がよい時期か専門家の意見を聞くことが重要となります。

 

 

 

 

 

五十肩について長くなってしまいました・・・

 

 

つまりなにが言いたいかというと、

 

五十肩によって

肩の組織に炎症⇒ 痛み⇒ 肩が動きにくくなる

 

 

つまり肩の周りの筋肉が硬くなるということは肩こりの原因になるということです❢

 

 

 

もっと話したいことは沢山ありますが、また今度にします

 

 

 

 最後までお読みいただき

 

ありがとうございました!

 

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肩こりの原因チェック(内臓)

おはようございます。

 

é¢é£ç»å

 

もう春だと思ってセーター一枚で外出したらめちゃくちゃ寒い!

 

 

もう4月なのに北海道に春はいつ来るんでしょうか??

 

 

 

 

 

これまでに、「実は肩こりってこんなに原因があったんだ!」という話をしてきました。

 

 

 

今日ピックアップするのは・・・

「肩こりと内臓」について書いていきたいと思います。

 

 

ん??

 

 

なんで肩こりと内臓が関係あんの??って思われる方も多いかもしれません

 

 

あるんです!

 

 

 

なぜかというと「関連痛(かんれんつう)」というものがキーワードになってきます。

 

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これはなんでしょう??

そうです。カキ氷専門店 六華亭(りっかてい)さんのかき氷です。

 

美味しそう!!

 

 

 

かき氷やアイスクリームなど冷たいものを食べたときに、

こめかみがキーンと痛んだことはありませんか??

 

 

 

これも関連痛の一種といわれています。

 

 

 

冷たいものを食べてのどの奥で受けた刺激が、

感覚をつかさどる神経を通って脳に刺激として送られる際に、

脳が勘違いを起こして、こめかみに痛みを起こしてしまう現象です。

 

 

 

 

 

 

関連痛(Referred pain)

というのは、痛みの原因がある場所と、別のところに感じる痛みのことをいいます。

 

つまり本来の内臓の痛みを皮膚の痛みとして錯覚してしまうんですね。

 

 

 

 

簡単なメカニズムとしては、

内臓の痛みを伝える神経と、皮膚の痛みを伝える神経というのは、背骨の中で似たような場所を通っているので、脳が勘違いをしてしまって起こります。

 

 

 

 

 

 

部位と関連痛は大まかにこんな感じです。

「関連痛」の画像検索結果

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その他にも狭心症も左肩、肺がんなども頸部・肩周囲に関連痛を起こします。

 

 

 

肩との関連が強い臓器は

 

心臓・胃・すい臓⇒左肩

 

胆のう・肝臓⇒右肩

 

といわれています。

 

 

 

 

判断のポイントとしては、その痛む場所の動きとは関係なく痛みが生じていたり、痛み以外の症状にも気をつける必要があります。

 

 

 

 

たとえば階段を上がったらいつも左肩が痛むということであれば、基本的には肩というのは階段を上ったり降りたりする際に使用する関節とは異なりますので、こういった運動で負荷がかかることによって狭心症症状が出ていることに気づくかもしれません。

 

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また脂っこい食事をしたあとに右肩が痛むということであれば、消化器系の臓器に異常があることを見抜けるかもしれません。

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またであれば初期症状がみられないものもあるので注意が必要ですが、食欲不振や体重の減少も伴ったりします。

 

 

 

 

このように、痛みがある場所を疑うのも大事ですが、それ以外の病気の可能性があるかもしれないという視点を持つことが大事です。

 

 

 

 

ただの肩こりと思っていても内臓からの影響があるかも知れないということを知っていただけたでしょうか??

 

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最後までお読みいただきありがとうございました。

肩こりの原因チェック(首) 危険な病気が隠れているかも・・・!?

おはようございます(^_^)/

 

 

整体院 凪-nagi- の垣内です。

 

 

前回は 肩こりの分類・原因 について触れました。

 

 

今回はその原因をどのように見分るのかを簡単にみていきましょう。

 

 

 

そもそも肩こりって??

 

「後頭下部から後頸部、肩甲背部、肩関節部にかけての筋肉の緊張を中心とする不快感、違和感、鈍痛などの症状、愁訴」 といわれています。

 

???  難しい・・・。

 

簡単にまとめると

「首や肩まわりの筋肉のこり、重だるさ、痛みなどの症状」が起こってしまうことを指します。

 

 

 

そして原因によって3タイプに分かれます。

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症候性肩こりでは原因となる疾患(病気)が隠されています。

 

 

まずその疾患が無いかをチェックし問題なければ、本能性肩こりもしくは心因性肩こりということになります。

 

 

症候性肩こりの原因となる疾患で1番多くみられるのが、

首(頸椎)や肩に由来する整形疾患です。

 

 

 

本日は首(頸椎)に由来する肩こりを詳しくお伝えしていきます。

 

 

ただの肩こりと思っていても、首の問題 を抱えている人はかなり多くいらっしゃいます。

 

 

私自身も首に問題があります。

 

 

スノーボードでジャンプをして頭から落ちたことがあります。

 

 

その時以降首の調子がわるくなり肩こりに悩まされるように・・・。

 

カニズムはこんな感じです

 

 

 

首に強い外傷が加わる

  ⇓

首の骨を支える靭帯が伸ばされる

  ⇓

首の関節が不安定になってしまう

  ⇓

それを支えるために首のまわりの筋肉くん達が頑張ってくれる

  ⇓

結果 肩こり完成 です。笑

 

 

幼少期にどこかから落ちて頭をぶつけた、部活やスポーツで強い衝撃をうけたことがあるなんて方も多いのではないのでしょうか?

 

 

もしかしたらそれが肩こりの原因になっている可能性もあるかもしれません(・_・;)

 

 

 

 

 

本題に入ります。

 

 

首は頸椎という、7つの骨から構成されています。

それぞれの骨の間から神経がでています。

 

「頸椎 神経根症」の画像検索結果

 

この神経が首の何らかのトラブルよって圧迫を受けることでさまざまな症状をきたします。

 

 

起きる症状は障害される場所によって異なります。

 

肩こりの他に以下のような症状がでてる場合には、首の疾患の可能性があるため専門家に診てもらうことをおすすめします。

 

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最初は感覚が鈍くなったり痺れが生じたり。

筋力に問題が出てる場合には症状が進んでいる可能性が高まります。

 

神経が障害される疾患には頸椎症や頸椎椎間板ヘルニア、椎間関節症などといったさまざまなものがあります。

 

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この図のように肩甲骨まわり、腕の方まで走る痛みがある場合にも神経が障害されている可能性が高まります。

 

 

もし仮に歩きにくくなったり、足の痺れ・麻痺などが出てきた際には首の神経の中心(脊髄)に影響が及んでいる可能性があるので注意が必要です。

 

 その他にも炎症性疾患(化膿性脊椎炎、結核性脊椎炎)、骨腫瘍や骨髄腫瘍などがあります。これらは発熱を伴ったり神経症状も付随して現れます。

 

 

 

 

単に肩こりといってもこんな 病気が隠されているんですね。

 

 

 

しっかり原因さえわかれば 改善策も明確になりますので怖くありません。

 

 

 

 

 

もし仮に私のような、靭帯・関節のゆるみ、それは病院のレントゲンなどには写りませんので判断が難しいです。

 

そのため身体の専門家による関節の動きをみるような検査をする必要があります。

 

 

 首の関節がゆるく不安定になってしまっている方に、多くみられる特徴としては、

 

 「動いている時は気にならないけど、ジッと座ってる時が辛くなってくる」

 「朝起きた時に特につらい」

 「ひどくなると頭痛がしたり気持ち悪くなってくることもある」

 

これに当てはまる方や、過去に強く外傷をうけた方、姿勢が悪い方(猫背など)などは首の関節がゆるく不安定になっている可能性があります。

 

 

 

対処方法には姿勢の改善、首の深部にある筋肉を使えるようにしてあげるトレーニング、関節の歪みや動きの改善などがあります。

 

 

詳しくはまた来週に続きます。

 

 

 

 

今日も最後までみて頂き ありがとうございました。

「ありがとう」の画像検索結果

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

肩こりってなんですぐ戻っちゃうの!?

 

こんにちは。

 

 

整体院‐nagi- の垣内です。

 

 

 

 

 

今日は 肩こり」についてまとめてみようと思います。

 

 

 

 

 

なぜ!?

 

 

そうなんです。元々私自身肩こりがひどくて、時には頭痛に悩まされることもしばしばでした。

 

 

 

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スッキ~リ☆したらどんなに楽だろうか。

 

 

 

ネットにも沢山書いてますよね。肩こり対処法、ストレッチ。

 

 

 

いざやってみたら、その時はちょっと良くなるけど、またすぐに重だる~くなってくる・・・

 

 

なんでなんだ!?

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そんなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか??

 

 

 

 

今日は少し専門的な目線で解説していきます。

 

 

 

 

 

 

なぜ治らないのか・・・

 

 

 

結論から言うと、人それぞれ肩こりの原因が全く違うからです。

 

 

 

そして長年にわたって、体への積み重なった負担が症状として現れているため1回マッサージやストレッチをしたところで根本からの改善は得られません。

 

 

 

 

原因がわからないのに、これをやったら治ります!なんてものはありません。

 

 

 

お医者さんに言って、話も聞いてくれず何の検査をせず、

 

「良くわかんないけど、とりあえず薬だけ飲んどきましょう!」

ソース画像を表示

 

なんて言われたらは?大丈夫?ってなりますよね。

 

 

 

なので最初のステップは、

 

 

肩こりの原因を知る必要があります。

 

 

 

 

まず肩こりは以下の3つに分類されます。

 

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①症候性肩こりというのは、別に原因となる疾患があって、その影響で肩こりがおこってしまうもの。

 

原因となる疾患は↓↓↓

 

こんなにいっぱい・・・

 

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見慣れない疾患も多いかと思うので、少し難しく感じるかもしれませんが

 

これはわからなくても、覚えなくても大丈夫なので安心してください。

 

 

原因ってこんなにあるんだー!くらいに思ってもらえればOKです。

 

 

 これだけ原因が様々なのに肩こりはこのストレッチで改善!なんてのも不思議ですよね。

 

 

 

 

 

 

次に②本能性肩こりというのは、特に原因となる疾患はないけど、肩こりが生じたもの。

 

 

猫背や前かがみのような不良姿勢が長く続いたり、

 

 

運動不足やなで肩、ショルダーバックの使用、冷房、合わない枕

 

 

などなど、このへんはなんだか対処法がわかれば 改善できそうだな~と感じませんか??

 

 

 

 

 

心因性肩こり

 

ストレスうつ状態

 

 

自律神経障害などによって生じる肩こりもあります。

 

 

これは完ぺきに見分けるのは少し難しいですが、心理状態から肩こりにつながってしまうということを知り、

 

 

精神的に不安定な時と、肩こりや頭痛が起こるタイミングを気にしてみると良いかもしれませんね。

 

 

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大きく分けるとこの3つにわかれますが、実際にはいくつもの原因が重なって症状として現れることが多いということも覚えておいてください。

 

 

 

 

さて、

 

 

ブログを書いているうちに私の肩が凝ってきましたので(笑)

 

 

 

今日はこのへんで終わりにして、原因を判別する方法対処法は次回以降にもちこします。

 

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。 「ありがとう」の画像検索結果

ブログ開設!!

はじめまして(^-^)

 

 

整体院 凪 ~nagi~ の垣内です。

 

 

新年号「令和」が発表になりましたね!

 

 

これから気まぐれに 日々の出来事、気づいたこと、体についてのことなどを綴っていこうと思います。

 

 

 

 

 

 今日はまずは簡単に自己紹介を!

 

 

 

私は北海道生まれ、現在1児の父。

 

 

4年間学校に通い国家資格の理学療法士免許を取得し、整形外科の病院やクリニックで8年間勤務。

 

 

医療的な目線から肩や膝の痛み、腰痛を中心に多くの方に関わらせていただきました。

 

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しかし・・・

 

 

4年間理学療法を学び、臨床に出て数々のセミナーなども参加しましたが、そこにあったものは、患者さんを前にして何をしてよいのか全くわからず、納得のいかないまま理学療法をしている“ふり”を続けている自分でした。

 

 

 

 

大きな決断をし、時間をかけて学んでいるはずの理学療法をいくら施しても、患者さんを本当に改善に導くことはできなかったのです。

 

 

 

 

 

 

 

もっと患者さんのために自分に何か出来ることはないのか?

 

 

 

 

 

 と、もがき続けているような感覚でした。

 

 

 

「もっと視野を広げたい!」と思い、住む場所や付き合う人、働く環境を変化させていった先に、出会ったのがオステオパシーでした。

 

 

 

その時、直感で「これは本物だ!」という衝撃を受けました。

 

 

 

 

 そこから毎日没頭するように学び、

 

 

 

 

 

 

 

まだまだ勉強中ですが、少しでも多くの皆さんの体の不調が改善し、笑顔になっていただけるようにと、十勝管内で整体院を開業に至りました。

 

 

 

 

 

 

今後このブログを通して役に立てるような情報を発信していきたいと思います!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に私がこれまでに参加してきたセミナー一覧です ↓↓↓

(不明な言葉がたくさんあると思いますので興味のない方は無視してください) 

 

Kaltenborn-Evjenth International(K-E I) 基礎コース(50日間) 修了 〈日本運動器徒手理学療法学会主催〉Red Cord-Ex(Neurac)入門コース・Suspension Ex1コース(5日間) 修了 

Japan Osteopathic Professional Assosiation主催 各種セミナー 受講 

Northinspire主催 各種セミナー 受講

https://northinspire.jimdo.com/

 

その他、呼吸器理学療法研修、フィジカルアセスメント研修、各種学会など多数参加。